イライラを抑えるために理解しておきたい怒りの感情の性質とは

何でもないことについイライラしてしまったりしていませんか?

イライラして不快感を感じるのはつらいことだと思います。

しかし、イライラという感情は思った以上に自分の状態を教えてくれます。

そしてイライラを引き起こす自分の本音に気づいたときに、より自分が生きやすくなるヒントを教えてくれるのです。

今回の記事では、そのヒントとなる怒りの性質を書いていきたいと思います。

1.イライラは自分の不都合を訴える心の叫びである

①イライラするのは自分に余裕がなくなっているため

天気が良く、気温もちょうどよい休日で、ゆっくり過ごせているとき、おそらく気分が良いと思います。

この時、目の前におばあさんがゆっくり歩いていたとして、その光景にイライラすることはないはずです。

他方、もしあなたがトイレを我慢していたとします。

漏らしてしまいそうでどうしようもない時に、入ろうと思っていたトイレの前で老人がもたついていたとします。

状況もあるかもしれませんが、これはイライラしてしまう可能性はありそうです。

これらはちょっとした例ですが、どうもイライラするのは自分に余裕がなく、不都合が迫っているときに起こるものなのです。

そう考えるとイライラすることは悪いことではないです。

自分に不条理、不合理が迫っていることをイライラは教えてくれています。

イライラしたときは、何らかの理由で自分に余裕がない可能性を考えてみてください。

「今自分には余裕がないんだな」ということに気づけると冷静になれるかと思います。

②イライラの奥にある気持ちは悲しさやさみしさである

怒りの感情というのは、二次的な感情と言われ、何か別の感情を隠すために現れるといいます。

よくあることは、怒りの奥にある本当の感情は、悲しいとかさみしいといった感情なのです。

悲しい気持ちやさみしい気持ちはあまり感じたくないものです。

その代用品として、怒りというものを感じるのです。

例えば、学校である集団から仲間外れにされたとします。

素直に悲しいなと思う人もいる一方で、「あいつらは悪い奴だ」と怒る人もいます。

実は、怒っている人も本音は、「仲間外れにされて悲しい」というところでは共通しているのです。

しかし、何かそれだと負けたようで、惨めな気持ちが出てきてしまいます。

そのみじめさを感じないようにするために、「あいつらは悪い奴」と怒りを用いるのです。

2.イライラしたときの対処方法について

①自分がイライラしているという視点に立とう

イライラする原因は自分にあるという視点を持つことが、イライラに振り回されずに済む第一歩です。

イライラするとその原因となった人や物事を責めたい気持ちになります。

「あいつのせいで、私はこんな目に遭ってしまった。」

「あんなことがあったから、私はこんなにイライラしてしまう。」

こんな風に感じることが多いかもしれません。

怒りの原因を相手のせいにしてしまうと、怒りの感情はコントロールできなくなってしまいます。

何故なら、相手の行動次第でで自分の気持ちが変わるということになると、自分が気持ちよく生きるためには相手が変わらなくてはならないからです。

おそらく、自分に悪意を向けてくる相手が、自分の怒りをぶつけたことで何か変わるなんてことはまずありえないですよね。

これは、自分の気持ちが人に支配されてしまっているようなものなのです。

それはとても嫌ですよね。

自分の感情は自分のものなのですから。

自分が起こるときは起こってもいいし、怒らないときは起こらないと決めていいのです。

私がイライラを作りだしている。

私がイライラすることを選択している。

イライラの原因の主語を、私に置き換えてみていきましょう。

イライラの原因を他者に持っていくと、その人が変わらなければイライラを解消することができません。

しかし、イライラの原因を自分であるとすると、自分自身の選択次第でイライラも小さくなっていくということができます。

イライラをやめると決めて、深呼吸をして、イライラを息に乗せて吹き飛ばしてみてください。

そうすると、徐々に収まっていきますよ。

②怒りのもとを紙に書いていくこと

怒った気持ちをそのままノートに書きためていきましょう。

どういう場面で誰に対して怒っていたかを振り返れるようにするのです。

後になって読み返してみて、自分の本音を気付くヒントになります。

コツは、気持ち・行動・考えの3つの軸にまとめるといいと思います。

例えば次のような感じに一行ずつ書くといいでしょう。

気持ち:とてもイライラした

行動 :仕事中

考え :○○さんと▲▲さんが仕事中にしゃべっていて自分のことを悪く言っていると思った

後で見返したときに「自分のことを悪く言っている」が実はそうじゃないんじゃないかと気づいたりします。

もしかしたら、他愛のないおしゃべりだったかもしれません。

悪くとらえてしまったのは、自分の過去の心の傷によって引き起こされているのかもしれません。

であれば、その過去の出来事は何かと探っていけたりします。

③怒った時の気持ちを乗せて声を出して見る

なかなか気持ちが出にくい方にお勧めの方法です。

なるべくリラックスした状態で、「あーーーー」という声をずっと出し続けるというものです。

自分の出したい声を出して見て下さい。

低い声であーーーーといってもいいし、

高い声であーーーーと言ってもいいです。

声には感情が乗りやすいため、そこから気持ちが解消されることがあります。

④泣くことで怒りの奥にある感情を解放する

本当の感情に気づくとあるのですが、気持ちが緩んで悲しみがどっと噴き出すことがあります。

その時は好きなだけ泣いてみて下さい。

イライラしやすいというのは、悲しさ、さみしさが心の中にとても溜まった状態なのです。

泣くということは感情を精いっぱい感じて、解放していくことにつながります。

泣き終わった後の気持ちはすっきりするものです。

そして、溜まった気持ちが発散されて、心に余裕が生まれます。

心に余裕が生まれると、イライラする度合いが徐々に減っていくのです。

まとめ

今回は、イライラをテーマにイライラの仕組みやどのように対処したらいいか書きました。

自分がイライラしているという視点に立つこと

感情・行動・考えを書きだすこと

怒った時の気持ちを乗せて声を出して見ること

泣くと感情が発散されること

です。

参考になさってくださいね。 

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