億劫になっているときは充電の時期だということ

毎日に楽しみを見出せなかったり、やる気を出すことができなかったり、「何かおかしいな」と感じることがあるかもしれません。
それは身体や心が発しているサインかもしれません。
そんなときの過ごし方について、まとめてみました。

1.何故いろいろな物事が億劫になってしまうのか

①頭と心の関係から億劫になる状況が生まれる

人には、大別して3つのものが備わっています。
一つは思考や論理などを司る頭、もう一つは感情を司る心、そして頭や心が指令を受ける身体です。

通常の場合、人間の行動は頭が支配しています。
思考したことを身体に指令を出して実行するのは普通のことです。

頭は、身体に指令を出すだけではなく、時として心に指令を出します。
ポジティブシンキングや怒りを抑えることなど感情を押さえつけようとするのです。

「感情的になるのはよくないことだ」というような考え方は、頭が心に優越しているという価値観を端的に示したものです。

しかし、人間の身体は心と頭をどちらを優先するのかというと、それは圧倒的に心なのです。
頭で意識的にとらえられるのはほんの数パーセントのことで、あとは心が決めているといっていいのです。

ここで問題になってくるのが、頭と心の方向性が一致せず対立してしまったときにどうなるのかということになります。

この場合、一時的には頭の指令が優位なこともありますが、最終的には心で感じていることが勝るのです。

億劫になっているという状態は、頭の指令が心の方向性と対立している場合に起こります。
この対立が過度になってくると、心は身体を従えて頭に反乱を起こすのです。

うつになった状態というのは、頭の干渉を心と身体が一切受け付けない状態のことになります。

2.億劫になってしまう状態が続いているときの対処法

①億劫になっている心に従って何もしないことが大切

億劫になっている度合いが大きいだけ何もやらないことが必要になります。
もう身体も動かないとなってしまうような状況であれば休息がどうしても必要です。
身体を動かせるだけのエネルギーが不足してしまっている状況にあるためです。

休むことに罪悪感を抱かないように、「今は休むことが仕事である」というスタンスで休んでください。
おそらくはしばらく休みたい、エネルギーを補充したいというのが本音だとおもいます。

「休んでばっかりいていいのか」「働かなくていいのか」という価値観はとりあえず捨てておく必要があります。
これは単なる社会的な要請であるだけで、心にとっては重要なことではないからです。

この価値観を捨てることに憶病にならないでいてください。
今必要なのは「休息が一番大事である」という新しい価値観なのです。

必要であれば医師に相談の上、薬をいただくことも考えたほうがいいです。

②億劫であることから退屈であるということへの変化

何もしないことが一番いいし、何もしたくないと思います。ただ休んでください。

動き出しをするべき判断基準としては、「退屈だな」という思いです。
退屈というのはエネルギーが余っている状態でないと思えない心理なのです。

退屈になったら、ちょっとやりたいなと思える簡単なことから始めてみてください。

食べるものも別に凝ったものでなくていいです。
カップラーメンでもファーストフードでも出前でもなんでも食べたいもので構いません。
エネルギーが整ってくるにつれて凝ったものを自然とたべようとするものです。

③注意したほうがいいこと

仮にお医者様にかかっていて、薬を処方されている場合は、自己の判断では勝手に中止せず、お医者様の判断を仰ぐことが大事です。

回復したことを焦る気持ちはわからなくはないですが、焦っていること自体まだ回復できていない証拠だと思う必要があります。
薬の中断に関しては医師の判断を中心においてゆだねる対応が必要である。

そうしないと逆に悪化してしまうことにもなりかねません。

何もできない自分でいることはみじめに思えるかもしれません。
それを薬のせいにしてしまい早くいらなくなった自分を証明したい気持ちはわかります。

そのはやる気持ちを抑えることにできれば注力してほしいと思います。

3.感情的になることが多いと感じる時

①イライラすること怒りを感じることが多いとき

ある程度の回復が終わってからの話になりますが、些細なことでも感情的になる自分を発見するかもしれません。
感情的になることは、通常ですとネガティブにとらえがちですが、実は悪いことではありません。

抑圧されていた感情で、もっとも出現しやすい感情が怒りです。

感情を抑圧して、感情を放出しなかったことにより、感情をエネルギーとして心の中に充満させ、そのエネルギーが感じられない状態でずっと体内に残ることでエネルギー不足となってしまい、何かを活動するためのエネルギーがなくなってしまった状態が億劫になってしまう原因であると私は解釈しています。

イライラを感じやすくなったということは、心のエネルギーが外に放出できるようになってきたということです。

エネルギーをガス抜きして体力を戻すために行っている心の作用であるので、イライラすることは全く問題ありません。

②イライラしたときの対処について

怒りの感情自体は悪いものではありません。
怒りはパワフルな感情ですが、これは自分自身の身を守るために起こる感情なのです。
しかし、それを人へ向けてしまうことには人間関係上問題があると言えます。

そのためにイライラを適切に自分で処置することが大切なのです。
決してイライラを抑え込むことはしないでください。

抑え込むのではなく発散させる発想が必要です。
一番良いのは怒りを言葉にして紙に殴り書きすることです。

人には見せないものなので、どんな恨みつらみを書いても構いません。

そして、その怒りをただ自分で認めてあげてください。
「つらかったね」「悲しかったね」といった具合に認めてください。
自分自身で受容することによって怒りも少しずつ減っていくと思います。

以上、よろしかったら参考になさってくださいね。

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