執着を手放すことが人生の状況を変えていくことになる3つの理由

今回は執着をテーマに記事を書いています。
執着がある状態だと、人生が苦しい状態に置かれることが多いです。
しかし、なかなか執着はやめることが難しいです。

今回執着を手放すメリットを書いていますので、記事を参考になさってください。

1.執着とは何か

①執着とは物や人や感情にしがみつくこと

POINT
・執着とは対象に依存ししがみつくことをいう
・例としては、やめられないタバコや関係修復が難しいパートナーなど
・対象に依存してそれ以外のものに意識が向かない状態である

執着とは物や人や感情にしがみつくことをいいます。
しがみつくというのは、物・人・感情に依存し、それらを捨てることができなくなるということです。

例えば、タバコは吸った時の快感に依存して、健康に悪いと思ってもやめるという選択肢を持つことができないですよね。
これは、タバコに執着していると言えます。厳密にはタバコを吸ったときの快感に執着をしています。

あるいは、関係の冷めてしまっているのに別れられない彼・彼女も執着していると言えます。
そのままの関係を続けていても、関係修復は難しいと思われるのに手放すことができないからです。
優しかったころのパートナーに戻ってくれることを期待するなどして、他の人に目を向けられない状態になっています。
関係修復可能かどうかは別としても、心は完全に依存をしてしまっているのです。

こういった例のように、状況改善を図るのが難しいのに対象とするもの以外に意識を向けられない状態を執着といいます。

②過去に失ったものを埋め合わせようとするために執着してしまう

POINT
・過去に失ったものをもう一度手にしようとする欲求が執着を生む
・満たせなかった自分のニーズが強ければ強いほど執着が強くなる
・過去の両親との関係で満たされない想いが原因となっていることも多い

人に依存し執着してしまうのは、過去に失ったニーズが強く心の中に残っていて、「欲しい」と思うしかなくなってしまうからです。
これは、喪失感を感じた分だけ欲求が強くなります。
また、それだけ飢餓感を感じています。

例えば、おなかが空いているときに、目の前のごちそうが全部片づけられてしまったらかなりショックだと思うのです。
そのままおなかが空いていて、何時間か経った後にもう一度ごちそうを出されると、それを食べるしか考えられないですよね。

おなかが空いている欲求を親密感への欲求に置き換えると、これは人に依存をしても仕方がありません。
それは、親密感に飢えているからです。
親密感をもらえる人は一人しかいないという錯覚も手伝って、ますますその人にしがみついてしまいます。

この親密感への飢えの状態は、さかのぼると両親との関係に原因があります。
どこかで、子供時代に自分のことを「大切に見てもらえていなかった」という想いはありませんか?
このときから親密感がなくなってしまったという想いが作られていったのです。

③執着はなんとなく執着すると手放しにくくなる

POINT
・いつでも手放せると言い訳してちょっと執着してしまう、「なんとなく執着」がある
・なんとなく執着をしていると、執着している認識が難しい場合がある
・がっつり執着するのとなんとなく執着するのとではなんとなく執着するほうが手放しにくい

執着には強弱があり、執着の度合いが大きい「がっつりとした執着」と執着の度合いが小さい「なんとなく執着」があります。

「なんとなく執着」をしていると、執着は手放しにくいです。いっぽうで「がっつりとした執着」は比較的手放しやすいです。
その理由は、執着を手放すためのモチベーションが明らかに異なることがあります。

「がっつりとした執着」では、依存の度合いも大きく、それに伴って欲求も大きくなるため、非常に苦しい状態に置かれます。
その苦しさゆえに、手放しをしようとするモチベーションも高まるのです。

一方で「なんとなく執着」では、いつでも手放せる安心感や苦しさも少ないということから手放すモチベーションが上がりません。
それがゆえに、「なんとなく執着」するほうが手放しにくくなります。

また、強弱関係なしに、執着していることに気づかない(わからない)ということもあります。
依存による苦しさを執着として認識したくないと思い否定することもあります。

苦しさがほとんどないために、執着と認識できないということもあります。
似たような場面で、似たような選択肢をとってしまっていることがあれば、どこかに執着が隠れている可能性があります。

2.執着を手放すことがなぜ人生の状況を変えることになるのか理由3点

①執着を手放すことで人生の選択の自由が得られるから

POINT
・執着があると似たような状況で同じような選択肢しか取れず人生の広がりが持ちにくい
・執着を手放すと他の事象に左右されない自由な選択をもつことができる

執着があると、似たような状況で同じような選択肢をとってしまう
ものです。
これは言い換えると同じような行動をして同じような結果を得ようとしていることになります。

タバコに執着すると、ストレスを感じたときに解消するのはタバコしかありません。
ストレスを感じるとタバコを吸う、そしてタバコを吸うを肺に悪影響を及ぼしてしまう。
この繰り返しを人生の中でずっとしなくてはなりません。

想いが冷めているパートナーに執着すると、愛してほしい欲求を感じたときに、そのパートナーにしか欲求を出せなくなります。
しかし気持ちが冷めているうえに欲求をぶつけられると、相手はますます逃げたくなってしまいます。
欲求があるから自分は追う、欲求をぶつけられるのが嫌だから相手は逃げるのいたちごっこが始まってしまうのです。

しかし、執着を手放すことができれば、タバコの場合はストレス解消に別の方法が浮かぶかもしれません。
例えば運動をすることでストレスを解消できるなら、健康の増進に役立ちます。

あるいは、欲求を手放していくと、パートナーを追いかける必要が少なくなっていきます。
自分が追いかけられなくなったら、相手は逃げる必要がなくなりますから、それ以上の関係の悪化は避けられます。

執着の手放しはイコール別れるということではないというのはこの部分です。

必要以上に感じている欲求を離していけば、自分に余裕が生まれてきます。
余裕ができればできるほど、落ち着いた行動ができるようになり、相手との関係も改善できる余地が生まれてくるのです。

②執着を手放すことで新しい物や人、価値観を得られるから

POINT
・執着を手放すことで行動が変わり別の価値観や出会いなどが得られやすくなる
・周りからの評価も少しずつ変化が出てくる

執着を手放すことで、新しい出会いや価値観の獲得が促されます。
何故なら、自分の行動が変わるからです。

タバコで言うなら、タバコを吸わなくなることでストレスの解消に別の行動が促されます。
例えばそれが運動だったとするならば、何かスポーツを始めたりするかもしれません。
スポーツを始めると、多くのスポーツでは人と関わり合いを持って行うものが多いですよね。
何かサッカーチームとかテニススクールなどに入り、そこで新たな人との出会いが起こる可能性があります。

今までタバコに費やしていたお金も別のことに使うことができます。
健康についても改善がみられるでしょう。

このように今の自分の状況が変わり、自分のやること、付き合う人が変わってくるのです。

その行動の改善は、自分の周囲にいる人々の評価も変化させます。

例えば、執着を手放して行動が変わった人を見て、冷めてしまっているパートナーシップにも変化が訪れるという話も聞きます。
執着を手放すことは膠着してしまっている状況を少しずつ少しずつ動かしていく力があるのです。

③執着を手放すことで相手にとっても自由な選択を許せるようになる

POINT
・人への執着だった場合、執着している相手の自由な選択が許せるようになります。
・一つ一つの行動にあれこれと気をもむ必要がなくなり、ストレスが少なくなります。
・人から愛されやすくなります。

人へ執着をしてしまっている場合、その執着を手放すと相手の自由な行動が許せるようになります。
一つ一つの行動に気をもんだり、心配になったりということがなくなるのです。

何故なら、相手への依存がなくなっていくからです。

人へ依存している状態だと、依存した相手に振り回されて気をもみがちになります。
相手が異性と話していたりするだけで、嫌な気分になってしまったり、「ああしてくれない」とイライラするようになったりします。
これでは、自分で自分の幸せをつかめる状態にはならないのです。
執着を手放すと、そういった類の悩みは徐々に減ってきます。
最初からゼロになるということではないですが、少しずつ楽になっていくのです。

その分、自分の余裕が生まれて、人に対して寛大になっていきます。
そうなった分だけ、人から愛されやすくなっていきます。
手放しが進めば進む分だけ、この効果は得られるのです。

3.まとめ

・執着とは人や物などにしがみつくことである
・執着は過去の満たされなかった想いが原因で起こることがある
・なんとなく執着してしまうと手放すモチベーションが湧きにくくなる
・執着を手放すと人生の選択の自由が得られる
・執着を手放すと新しい価値観や物を得ることができる
・執着を手放すことで他の人の自由な選択が許せるようになる

以上参考になさってくださいね。

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