寂しく辛い気持ちを抱く人はつながりを作る才能があるという話

寂しさを感じると辛いですよね。とても自分がちっぽけに感じてしまうかもしれません。

ですが、寂しさを感じることも一つの才能なのです。それはつながりを作ることです。

本記事では、寂しく辛くなってしまう理由を解説しています。

また、寂しさを感じたときにどう対応したらいいのかの対応策も記載しました。

1.寂しく辛い気持ちの心理的な原因

①親近感のある人との別れが寂しく辛い想いを引き起こす

親近感のある人との別れによって強い寂しさ辛さを感じます。

今までとても好きだった人との別れのつらさは経験しなければわからないものです。

特に肉親がなくなってしまった時のつらさは亡くなった時でないと分かりません。

この親しんだ人との別れの寂しさは、時間をかけて向き合っていくしかありません。

立ち直れるのに早くて半年、長くて何年かかかることもあるでしょう。

しかし、必ず時が解決してくれます。

沢山偲んで寂しさを感じていくことが立ち直るために必要なことなのです。

②過去の出来事で孤独感を深めてしまったことがある

過去の出来事で孤独感を深めてしまったことがあるのが二つ目の理由です。

特に両親との関係がうまくいかなかったことで、親近感を感じられなかった経験に基づくのです。

どこかで、「私は一人なんだ」という想いを思い込んでしまっています。

このような想いを抱えてしまっている場合、自分で孤立しているんではないという想いが持てるよう変えていかなければなりません。

どのようにしていくかは、カウンセリングをすることで過去抱いていた想いを書き換えていくのです。

今感じている寂しさ、辛さは実は絶対的なものではないのです。

自分で作り出してしまった思い込みであるということはよく覚えていてほしいのです。

その思い込みは心に向き合うことで必ず書き換えることができます。

③つながりを求めたい気持ちがある

つながりを求めたい気持ちがあることが原因の一つです。

寂しさを良く感じるというのは一つの才能と言えます。

それは人とつながりを作るというものです。

寂しさが感じられなければ、つながりを作る必要はないのです。

別に人と付き合うということは労力のかかることですからね。

つながりたいのにつながりがないと感じるから寂しくなるのです。

つながりを作るには、つながりを求める気持ちがないとできません。

なのでつながりを求める気持ちがあるというのはつながりを作る一つの才能なのです。

2.寂しく辛い時の対処方法

①身体を温めてブランケットなどにくるまること

身体を温めてブランケットなどにくるまると心が落ち着くことがあります。

身体を温めることは、心も温めることができます。

物理的な温かさは心に安心感をもたらすのです。

ブランケットなどにくるまって体を温めてみてください。

それは、昔まだ胎児だったころのお母さんのおなかの中にいた時を想起します。

お腹の中にいたときは、万全に守られていますから、寂しさを感じにくいです。

温まるとともに、お母さんとのつながりを思い起こしてみてください。

つながりを思い起こすことができれば、寂しさを軽減することが可能になります。

②誰かとつながること

誰かとつながるということが寂しさを軽減する方法の一つです。

誰か親近感を持っている人に会ったり、電話をしてみましょう。

話すことで心の寂しさを軽減することができます。

人に頼るというのが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

そうであれば、カウンセリングのプロに頼ってみてもいいでしょう。

プロの場合は電話してもらうことが大歓迎のはずです。

迷惑をかけるということはありませんのでどんどん頼っていきましょう。

頼りすぎて依存しすぎないか不安という人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、おそらくその場合は依存することが足りていないということも考えられます。

どちらかというと自立になりがちなため、依存してもし過ぎるということは少ないです。

あまり心配せずに頼っていく姿勢が良いと思います。

③インナーチャイルドワークで過去の自分を抱くこと

インナーチャイルドワークで過去の自分を抱くというのが対応策の3つ目です。

これは、過去の自分とのつながりを作ることとも言えます。

インナーチャイルドワークはカウンセリングなどで行われる心理療法です。

心の中で過去の自分と対話し、感じていた感覚を書き換えていきます。

寂しさを感じているのは過去に孤独感を感じていたからという原因があります。

その孤独だった過去の自分と、心の中でつながって対話するのです。

孤独感は、本当に孤独だったかどうかはおいておいて、孤独であるという想いを自分で深めてしまったことが原因なのです。

その深めてしまった孤独感をみていくというのがインナーチャイルドワークになります。

これは自分だけで行うのは難しいと思います。

できればカウンセラーに相談してみてください。

もちろんカウンセラーにも得手不得手があります。

その場合は自分にしっくりくる方を探していく必要があります。

探していくと必ずしっくりくる方が見つかりますので、あきらめず探してみてください。

3.まとめ

・寂しくつらい想いを抱く原因の一つは、親近感のある人との別れがあったことによる

・慢性的に寂しく辛い想いを抱くのは、過去に孤独感を感じる出来事にあい、その想いを引きずってしまっているため

・寂しく辛い想いは、人とのつながりを作っていく才能と言える

・寂しく辛い時は、体を温めてブランケットなどにくるまり、お母さんとのつながりを思い起こすと良い

・人と積極的につながりに行くことで寂しさを軽減できる

・インナーチャイルドワークで過去の自分とつながることも大切である

以上、参考になさってくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です