寂しい気持ちをそのままにせず人とのつながりを作っていくことが大切

寂しい気持ちを感じられていますか?寂しさを感じる時は孤独も感じて辛いですよね。

ただ、寂しいという気持ちをネガティブにとらえすぎないことも大事なのです。

寂しい気持ちが私たちにもたらしてくれる恩恵を解説しながら、寂しさを解消していく方法を記事にしました。

1.寂しい気持ちがあるとき行動を起こすチャンスになる

①寂しい気持ちは人間に備わった正常な心理である

寂しい気持ちは人に備わった正常な心理なのです。

人はほかの動物以上に人とのつながりの中で生きています。

その最たるものが赤ちゃんの頃です。

赤ちゃんは泣いたり笑ったりすることしかできません。

自分では何にもできないのです。

両親やその代わりとなる人がいなければ生きていくことができません。

それだけ小さいころから社会的なかかわりを必要としているのです。

それゆえ、人とのつながりは私たちの生命にかかわる重大事項だと本能的に理解しています。

寂しいと感じたとき、それは人とのかかわりが欲しいと思うサインなのです。

②寂しい気持ちがつながりを作る才能をもたらす

寂しい気持ちは人とのつながりを作る才能をもたらします。

逆に言うと、寂しい気持ちがなければ人とつながっていく理由が小さくなります。

寂しいと思う側は、寂しいので人と仲良くなりたいと思います。

あのひとは寂しそうだなと思った人は、「あの人寂しそうだから仲間に入れてあげようか」という気持ちになります。

何故なら、寂しそうだなと思う人は、自分が寂しくてつらかった経験があるから助けてあげたいと思うのです。

このように、寂しい気持ちを通じて人は仲間を作っていくのです。

③寂しい気持ちをそのままにしておかないように動くことが大事

寂しい気持ちを感じたら、そのままにしておかないで自分から動くことが大事です。

寂しい気持ちは、自分がずっと閉じこもっていれば何とかなる話ではありません。

人とのつながりを感じる出来事が起きないと寂しさを解消することができないのです。

閉じこもっていると自分の存在に気づいてくれる人は現れません。

寂しい気持ちを人に打ち明けなければ、なかなか気づいてもらえないのです。

そのために、寂しい気持ちがあってしんどい場合は、自分から動く必要があります。

人とのつながりを作るために、思い切って飛び込んでいきませんか?

④寂しいけど自分に自信がなくて動けないのは問題がない

そうはいっても、寂しいけど自分に自信がなくて動けないよという方もいらっしゃるかもしれません。

そう思うことは全く問題はありません。

人に失望されたりしたらとか拒絶されたりしたらとか怖いことは沢山あります。

その場合は、少し大丈夫かなと思うことができた段階で動けばいいのです。

全く焦る必要はありません。

そういった場合は、カウンセリングの無料相談に電話してみましょう。

ボランティアで無料電話相談をしている所もあります。

ボランティアのカウンセラーさんと話して自信をつけることも可能なのです。

できるところから始めてみてくださいね。

2.寂しい気持ちをうまく解消していくには

①毛布などにくるまって体を温める

毛布などにくるまって体を温めることで感情を解消していきます。

寂しさとともに怖さがあるようなときに効果的な方法です。

毛布にくるまることで昔お母さんのおなかにいたころを思い出すことができます。

安心と安全につつまれてお母さんとのつながりを思い出してみてください。

ちゃんと生まれたころは心も体もつながっていたことを思い出すと寂しさが少なくなるでしょう。

②孤独を感じ始めたころの自分を抱きしめてみる

孤独を感じ始めたころの自分を抱きしめてみるイメージワークも有効です。

目を瞑って、孤独を感じ始めたころの自分を思い出してみてください。

その頃の自分はいったいどんな顔をしていますか?

どういう様子で何を感じているでしょうか?

孤独で寂しい感じを感じているように思いますか?

もし、そう感じたとしたら、その頃の自分のことを今のあなたは分かってあげられますよね。

イメージの中で今のあなたが、その頃の自分を大切にいたわってあげてください。

寂しかったころの自分が満足できるように労わるとあなた自身も安心できませんか?

昔の自分とのつながりを取り戻すと少し寂しさが減るかと思います。

③自分と同じかそれ以上に寂しそうな人を探してつながってみる

自分と同じかそれ以上に寂しそうな人を探してつながってみることも有効です。

習い事でも何でもいいので、人と交流ができそうなところに行ってみてください。

その中に多分いろんな人がいるんじゃないかと思います。

みんなでワイワイやっている人もいるでしょう。

その中に入っていくのはちょっと抵抗感があるかもしれません。

でもよく探してみると、一人でいるような人もいるんじゃないでしょうか?

もし、その人が自分と同じように寂しそうな人だったら、思い切って声をかけてみましょう。

本当に寂しい同士だったら、寂しい気持ちが分かりあえるのでつながる可能性があります。

無理のない範囲で話しかけたりしてみると、案外大丈夫だったりします。

大丈夫かなと感じたら、ぜひトライしてみてください。

3.まとめ

・寂しい気持ちを必要以上に嫌うことなく、正常な精神の作用として受け入れることが大事

・寂しい気持ちは、人とのつながりを感じるために必要な気持ちである

・寂しい気持ちをそのままにせず、自分から動いていく姿勢が寂しさの解消に役立つ

・寂しいけれど自分に自信がなくて動けない場合は無理をして動かないのもよい

・寂しい気持ちを感じたとき、怖さも共に感じているならば毛布などにくるまると良い

・寂しい気持ちを感じ始めたころの自分を思い返して、その頃の自分を心の中で抱きしめるのが良い

・自分と同じかそれ以上に寂しそうな人を探してつながりに行くと良い

以上、参考になさってくださいね。

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