才能がないという思い込みを外して自分の才能を受け入れていこう

自分には才能がないと悩んでいませんか?

自分のやっていることがうまくいかなかったり、人と比べて落ち込んだりすることがありますよね。

しかし、才能がない人というのはそもそもいないのです。

本記事では、才能がないと感じたときに参考にしてほしい考え方と才能に気づくための3つの類型をまとめました。

ご覧になってくださいね。

1.才能がないと感じたときに考えてみてほしい事

①才能はとてもすごいと思えるものではない

才能のあるなしを話題にするとき、才能を仰ぎ見るようなもので話していませんか?

確かに、スポーツ選手のように万人に受け入れられるようなすごい才能もあります。

しかし、才能はそのようなすごい物だけではないのです。

それは日々生活する中で誰かの役に立つような技能や個性を才能と呼ぶからです。

技能が無くても、個性で形作られた才能は必ずあります。

だから、才能がないという話はそもそもありえないわけです。

また、才能に優劣もありません。

サッカーの才能といっても、ドリブルであったりシュートであったりディフェンスであったり様々です。

才能は人それぞれ固有のものであって、いい悪い優れている劣っているというものではないのです。

才能の特性のよって役に立てる場面と役に立ちにくい場面もそれぞれあります。

自分の才能は何なのかを見極めて、役に立てる場面を考え出すというのが大切なのです。

②自己嫌悪で自分の才能を隠していませんか

自己嫌悪をしていると自分の才能を隠してしまうことがあります。

特に日本人にありがちな横並び意識が特徴的な才能を隠すように仕向けるのです。

人と異なることを発見するたびにその部分を自己嫌悪してしまいます。

これは、思春期にありがちな心の動きです。

思春期における人の発達は本当に人それぞれです。

例えば妙に大人びている人もいれば、子供っぽさがずっと残ってしまう人もいたでしょう。

その時に、大人びているのだったら「老けているかも」とマイナスに見るのです。

子供っぽさが残っているときは「もっと大人になりたい」という願望を持ちます。

そのほとんどが、自己嫌悪からくる他のものへのあこがれを抱くのです。

でも、よく考えてみると、大人っぽいにしても子供っぽいにしても一つの才能なのです。

その特徴を隠すよりも、しっかりアピールすることに使う方が良いのではないでしょうか。

どこか自分を自分で嫌っているところがあるとするならば、それをそのまま認めるほうが生きやすいと思います。

それが一つの才能なのです。

③問題が生じたところに才能はあるものである

問題が生じているところには才能があります。

例えば、怒りっぽいという特徴があったとします。

こういう方は、非常に情熱とパワーを持っている人です。

世の中にある様々な不条理をただすための力を持っています。

力の出し方はいろいろと考えていく必要がありますが、パワフルなのは一つの才能です。

他には人からバカにされやすいという特徴があったとします。

こういう場合は、人から愛されやすいのかもしれません。

俗にいういじられキャラというタイプです。

でも、本人にとってはとても悩み(問題)になっているのです。

こういう場合に、「問題」としてとらえられているものが、実は才能であると言われます。

2.才能がないのではなく才能に気づいていないだけである

①持って生まれた性質に自分は気づかない

持って生まれた性質というものが人にはあります。

その性質に自分だけでは気づくことができないのです。

もしくは持って生まれた性質をとても嫌ってしまうのです。

そのために、他の人から見ると奇妙な問題を抱えているように見えます。

そのままのあなたは、十分に才能があるのです。

それをうまい具合に発揮することができていないだけなのです。

もし才能がないと嘆いているのであれば、人に聞いてみてください。

できれば、長所をしっかりとみてくれる人に聞いてみてください。

そして、しっくりこないとしても、その長所を騙されたと思って磨いてみてください。

才能は磨いていかないとうまく開花できないからです。

多分、自分の思っていたこととは違う形で才能が開花すると思います。

②自分がやりたいことに才能がある

自分がやりたいと思ったことにも才能は眠っています。

やりたいと思ったことは取り組めることならすぐに取り組んでみるべきです。

どのくらいの才能があるかは、取り組み続けた結果で分かります。

それが一生続くものになるかもしれません。

もしかしたら、一か月くらいで満足してしまうものであるかもしれません。

一度やって、少し開けてもう一度取り組んだら続けられるということもあります。

続けたいと思うかどうかが才能のある内の分かれ目です。

何に才能があるのかは、試してみなければわからないのです。

取り組み続けられることを取り組み続けてみましょう。

③自分の周りの環境から自分の才能は自然に作られている

自分の生まれた環境によって自分の才能が自然に作られていることもあります。

例えば、歌舞伎役者などは世襲が多いでしょう。

また、政治家も家系に依存している面も少なからずあります。

生まれ持った家によって自然と有利になる土台はあるのです。

生まれた環境について改めて見直してみてください。

もしかしたら、生きてきて大変なこともあったかもしれません。

とても苦労やしんどい思いもしたかもしれません。

しかし、そこで得た経験も一つの才能になります。

生き抜くためにあなたがしてきたことを思い出してみてください。

お母さんのお母さん役をやって子供時代を過ごした人は優しさに才能があります。

人の怒りを引き受けてきた人には集団を守る才能があります。

しんどい想いから得てきた経験も才能の糧になっているのです。

3.まとめ

・才能はとてもすごいと思えることだけではない

・自己嫌悪で自分の才能を隠してしまうことがある

・問題が生じたところに才能が隠されている

・持って生まれた性質に自分では気づくことができない

・自分がやりたいと感じたことに才能がある

・自分の周りの環境から自分の才能が生まれることがある

以上、参考になさってくださいね。

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