競争心を手放して負けを認めることが成長につながってくる事
皆さんも競争をすることがあると思います。
例えば
・仕事で彼には負けたくない
・彼女よりきれいになりたい
・他の人よりも良い成績をとりたい
みたいな事です。
そんな競争についてのお話をしたいと思います。
Contents
1.競争では必ず負けがある
①必ず競争には負けがつく
他の人との比較から競争して勝ちたいと思ったりします。
この競争をすること自体は、特に問題はありません。
むしろ、競争があったほうが、自分自身の成長につながります。
また、相手の成長にもつながったりします。
ただ、ここで問題にしたいのは、勝った・負けたということに
こだわり過ぎてしまわないようにしたいという事です。
競争は必ず敗者を生みます。また、全ての勝負において
勝ちのみを重ねていく事はできません。
いつか必ず負ける時がやってくるのです。
②負けを認める事ができない事が多い
しかし、人はなかなか負けを認める事ができません。
それは、感情的につらくなったり、みじめになったり、恥ずかしくなったりするからです。
そしてそんな感情を感じたくないために、負けの責任を他に転嫁したりもします。
最終的にもう負けしかない状態でも、負けを認められないとあがいたりします。
あがくよりは、潔く負けを認めてしまう事がとても重要であるという事を
書いていきたいと思います。
2.負けを認めることで得られる恩恵がある
①相手の事を認める事ができる
ライバルというのは、競走中は勝つための相手です。
そのため、排除したい気持ちや攻撃したい気持ちになる方も
居るのではないでしょうか。
特に負け方にもよりますが、相手にないがしろにされてしまう
というような想いで、悔しい気持ちになったりもします。
しかし、負けを認めることにより、
みじめな気持ちも、悔しい気持ちも、攻撃したい気持ちも
全て緩和されて、相手を素直に受け入れる事ができるのです。
相手を受け入れる、すなわち相手を愛することで、
相手の自己価値が満たされ、相手にとっても自分を受け入れる余裕が生まれます。
そうすると、相手が味方になってくれることすらあり得るのです。
認めたくない気持ちは、過度に勝ち負けにこだわり過ぎているので
「負けてもいいんだよ」と思ってみて下さいね。
②自分自身の成長につながっていく
負けて手も足も出なくなってしまうというのは、
やはり自分自身に負ける要因があったという事です。
そこには何か改善したり練習したりし直す余地があります。
しかし、負けを認められないでいると、
その負けた要因を振り返って反省することができず、
自分の努力するべき点が見えない状態に陥ってしまうのです。
負けを認めることで、自分が成長すべき事を
身をもって実感でき、成長につながっていくのだと思います。
③次の勝利に向けて歩みを進める事ができる
勝つことに固執してしまう事で、次のステージで努力をすることが
できなくなってしまうように思います。
恋愛で異性からNGをもらっているのに、その人に固執してしまうと、
他に素敵な人がいるのに、その人たちの良さを全然受け取れず
他のチャンスを逃してしまうのです。
今のままのあなたでは正直、チャンスが巡ってくる事は無いでしょう。
逆に言うと、負けを認めて、自分の成長を促すと、
チャンスが舞い戻ってきたりするのです。
3.まとめ
今日は負けを認めていくと恩恵が得られる事を書きました。
負けるが勝ちなんだという事を改めて認識してください。
負けを認めることで、
・相手の事を認める事ができます。
・自分自身の成長につながっていきます。
・次の勝利に向けて歩みを進める事ができます
負けても自分の意図した通りにいかないだけで、
何とかなってしまう事が多いのです。
ただ、負けを認めることというのは、本当に勇気がいります。
負けを認められる人というのは、本当に強い人であると私は思います。