感情をいらないと思うのではなく感情とうまく付き合うことが大切

感情が嫌いになっていらないと思っていませんか?

感情によって人生を左右されてきた経験があるとそう思われるのは無理がないです。

ですが、感情は人間にとって切っても切り離せないものであるのも事実です。

だからこそ、感情とうまく付き合っていこうとすることが実は大切なのです。

1.感情がいらないと切ることはデメリットが多い

①感情は人間に備わっている機能で無くすことはできない

感情がいらないということは誤りであるのは、人間には感情は必ずあるものだからです。

どんなに冷静に抑えても、感じないようにしようとしても、生きている以上感情は発生します。

「感じられない」ということがあっても、感じられないだけで実は感情はあるのです。

人から理不尽な仕打ちを受けて自分を殺していたとしても、そこで感じた怒りや悲しみは心の中に残ります。

感じていない分だけ心の中に残っていくのです。

心には受け止めきれるキャパシティが存在します。

このキャパシティは人それぞれ広かったり狭かったりします。

ですが、受け止めきれる限界というのは必ずあるのです。

我慢や忍耐を重ねて、心に怒りや悲しみを抱えたままにすると、いつか爆発することがあります。

おとなしかった人が急に豹変するということってありますよね。

その理由は、心が抱えきれる以上の怒りや悲しみを感じたからです。

あるいは、心の中に怒りや悲しみが溜まって、体が動かなくなってしまうこともあります。

このように感情は必ず日々感じているもので、感じられていないと心の中に溜まっていくものなのです。

②感情を除こうとすると自分の意見に固執しやすくなる

感情を除いてしまうと自分の意見に固執しがちになります。

思考ばかりを発達させていくことで、科学的に正しい事や一般的に受け入れられることに固執していきます。

もちろん、一般的に正しいことは多くの人に受け入れられることが多いです。

しかしながら、直感で思いついた独創的な発想など、説明のつきにくい事を拒絶する傾向にあります。

少数意見の異なる見解などを受け入れないことが多いのです。

現代社会において、違いを理解して認め合う姿勢は大変に重要になってきています。

思考偏重の独創性を排除する傾向はこうした時代の流れに逆行しているとも言えます。

他者を受け入れ理解することには、どうしても感情によるサポートが必要になってくるのです。

また、あまりに思考偏重がひどくなると、分かり切ったことをくどくど説明するような人もいます。

感情の機微が分からないため周囲とのコミュニケーションをとることがかえって下手になるのです。

③感情を認めて成熟させていくことで幸せな人生が歩める

私は感情を認めて、感情を成熟させていくことで幸せな人生が歩めると考えています。

感覚的に、感情的に、直感的に物事を理解することを行うことで、自分の好きなもの・嫌いなものが分かるからです。

よくしつけで「好き嫌いをしてはいけません」と教えますが、あまりよろしくないと考えています。

それは、自分の喜べるもの、楽しめるものを封じ込めてしまうからです。

好き嫌いは当然あっていいものであると思います。

そして、感情の成熟とは感情任せに判断しない力であるともいえます。

例えば、とても好きなものがあって、好きだと感じていても、選んではいけないことというのもあるのです。

好きだという感情を感じながら、理由あって断念する力を持つことが感情的に成熟していると言えます。

感情を我慢するとか感じないようにするとかいうことではありません。

感情を感じ受け止めながらも感情に流されない術を身に着けるのです。

これができると、人生を幸せに歩める土台になると思います。

2.感情をうまく扱っていくための秘訣

①感情をいらないと思わず大切にすること

感情をうまく扱うためには感情を嫌わずに大切にすることです。

生きてきた人生の中で、感情を嫌ってしまう出来事は多くあります。

お父さんが家の中で怒りをぶつけてきてとても怖く悲しかった。

お母さんが荒れ狂っていて恐ろしかった。

お父さんとお母さんがひどい喧嘩ばかりしてきていて安心して過ごせなかった。

こういった類の経験があると「感情なんて無くていいんだ」という想いにとらわれてしまいます。

しかし、感情はあなたの中にもあって、無くすことはできないものなのです。

上のようなお父さんお母さんは、感情との付き合い方がうまくなかったと思います。

怒りや悲しみが感情のすべてではありません。

嬉しさ、喜び、愛されている感覚など感情で感じることができます。

どうか、感情を嫌わず、感情に飲み込まれず、大切にするように心がけてみてください。

②感情をしっかりと感じていくこと

感情をうまく扱うためには、感情をしっかりと感じていくことが大切です。

感情が感じられない状態というのは危険で、感じられない状態が続くとある日突然感情に飲み込まれてしまいます。

感情は押さえつけたり、我慢するほどに手が付けられないものへと変わっていってしまうのです。

感情は押さえつけるのではなく、しっかりと感じていきましょう。

感じることが感情を解消する唯一の方法だと思ってください。

感情を表現するのは、カウンセリングの場などでない一般的なところでは一人で表現するのが安全です。

泣いたり、喚いたり、歌ったりすることなどで感情は出てきやすいです。

感情は自然に発生するところが大きいので、無理に出す必要もありません。

感情は出ないときは出ないです。

何も感じていないを感じていると思うと良いでしょう。

③苦しい感情に執着せず手放すこと

苦しい感情は執着せずに手放していくことも感情を扱ううえで大切です。

怒りをずっと感じているのはとても苦しいです。

また悲しみをずっと感じているのも辛いと思います。

これらの感情は感じ続けることで解消しますが、もう一つ手放していく視点も持つ必要があります。

感情を感じ続けることで、「悲劇のヒロイン」のようになってしまわないようにしたいというのです。

自分をかわいそうな人としてずっと扱ってしまうと、かわいそうな人というポジションから変わらなくなってしまうのです。

悲しみや怒りに執着してしまうことでこのような見方が定着してしまいます。

可愛そうな人というポジションとはお別れしましょう。

悲しみや怒りを感じ続けるだけではなく、悲しみと怒りに別れを告げようとしてみてください。

このように執着せず手放すことが感情をうまく扱うポイントなのです。

3.まとめ

・感情は人間である以上、切り離すことができないものである

・感情を排除していってしまうと、物事に理屈で固執する生き方になりがちである

・感情をしっかり感じて成熟させることが、人生を豊かに生きる秘訣である

・感情をいらないと思うのではなく、大切に扱うことが大事

・感情をしっかり感じていくことで、感情は成熟していく

・苦しい感情に執着せず、手放していくことが感情を扱ううえで大事である

以上、参考になさってくださいね。

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