阿頼耶識(潜在意識)を扱ううえで大切にしたい4つのポイント

阿頼耶識(潜在意識)の扱い方を意識したことはありませんか?

今回は私が意識している扱い方のポイントを解説します。

1.阿頼耶識が現実の成功に関与するキーポイントだった。

阿頼耶識とは仏教用語で、「識」(意識)を「アラヤ」(蓄える)すなわち、心の中に貯蔵しておく意識のことを言います。

この阿頼耶識は、ほぼ潜在意識と同じようなものであると考えて構いません。

普段の生き方では感じることはできないけれども、心の中に蓄えられて行っている意識があるのです。

古来からもいわれていることですが阿頼耶識によって、現在そして未来に対する感じ方や考え方が左右されます。

そればかりか阿頼耶識を通じて現実世界に感じ考えたことが実現してしまうという作用もあるのです。

古来から潜在意識に注意を払って、感じ方考え方を良い方向に変えていくということが、現実での成功につながってくるという成功法則がありました。

現実の成功の定義は人それぞれ違うものではありますが、心の領域が成功に関与するものであるということは万人に共通です。

ではこの阿頼耶識をどんなふうに扱っていけばいいのでしょうか?

以下、人生を成功するためにどんな心の感じ方考え方をしていけばいいのかの解説をしていきたいと思います。

2.人生で成功をつかむための阿頼耶識へのアプローチ法

人の心と現実の関係性の法則はよく引き寄せの法則などと呼ばれています。

すなわち、自分の心の中にあるものが現実世界でも実現してしまうということです。

阿頼耶識の作用もこの法則と同じことを言っています。

「プラス思考」「プラスの感情」を持ち続ける人には、プラスの結果が訪れ、「マイナスの思考」「マイナスの感情」を持ち続ける人にはマイナスの結果が訪れます。

もう少し具体的に言えば、日ごろから不安やぐちや不満や怒り、悲しみなどに囚われていれば、失敗したり、悲しい出来事が起きたり、理不尽なことにあったりします。

反対に、慈しみや寛容さやさしさ、感謝などを感じる心持でいることで、成功や平和や安心などを体験します。

心の中のことを原因として、現実に結果としてあらわれてくるという「因果の法則」が働くというのです。

この阿頼耶識(潜在意識)の作用は本当によくできていて、思ったり感じたりしたことを日々プログラミングしています。

日々愚痴を言い続けていれば言い続けた分だけ、心にマイナスの因子が植え付けられていくのです。

逆に言えば、日々感謝や報恩といった心づけをなしている人は、プラスの因子を心に植え付けていきます。

そしてその因子はやがて現実世界の中で発芽していくことになります。

だからこそ、人生がうまくいっていない人はありがとうという気持ちを心から言えるようにするという心がけを持てると人生は少しずつ変わっていきます。

この理論を聞くと、おそらく皆さんは心がけをプラスにすることが大事であると認識されると思います。

では、その状態を作り出していくために、どのようにしていけばよいのかということを解説していきたいと思います。

3.心のプログラミングをなるべく良い方向にするコツ

①否定的な状況を避けること

人間はどうしても否定的な状況に陥ると否定的に考えてしまうものです。

それゆえになるべくマイナスの心持を発生させるような状況から逃げるというのは大事なことです。

まずは、否定的な言葉を発する人をできるだけ避けるということ。

ツキのない人との交流は自分の運気も下げてしまうという結果を生むため、できるだけ避けるようにしてください。

どうしても付き合わざるを得ない場合はできるだけ交流を最低限にする必要があります。

逆に自分に良い影響を与えてくれる人、プラスの言葉を発してくれるような人とは大いに交流してください。

一つ注意してほしいのは、なるべく自分のほうから話すというのは控えることです。

話を聞くことこそが、自分にプラスの雰囲気を身に着けることができます。

また、自分のきいてほしいという想いは、相手に時間を奪われているような感覚を持たれる可能性があります。

心理カウンセラーと話すならそれは遠慮はいりませんが、一般の人と話す場合は注意が必要です。

できるだけ相手に敬意を持てると、それが相手の自己重要感を満たし、関係性が良くなります。

GIVE-GIVEの付き合いになれれば一番いいですね。

また、仕事にしても家庭環境にしても状況がマイナスをもたらすことがあります。

この場合簡単に逃げることが難しい場合があります。

そういった場合は外部の人に助けを求めるということが大事です。

助けてくれるような団体は多くあると思います。

状況はケースバイケースなので何とも言えませんが、助けを求めるということを頭の片隅に入れておいてください。

②気分の良い状態を作っていくこと

気分の良い状態というのは、周囲から援助を得やすい状況を引き寄せていきます。

また、潜在意識にも幸せがプログラミングされ、幸せの実現に近づきます。

気分の良い状態はさらに気分の良い状態を作り出していきます。

反対に自分の気分が良くなければ、幸せだと思うのは無理だと思うのです。

できる限りつらいと思うことを中断してください。

つらい想いを手放していき、気分の良い状況を作り出していくことを心掛けると、気楽に生きやすくなります。

気分をリラックスさせていくには、深呼吸がおすすめです。

目をつぶりながら、息の吐き出しを長くとって深呼吸していきます。

吐き出す際に自分のマイナスの感情を外へ押し出すイメージを持ち、吸い込む際にプラスのイメージを吸い込む感じで深呼吸してみましょう。

自分が納得するまで好きなだけ深呼吸をするのがいいと思います。

きっと心が落ち着くはずです。

自分の好きなことをなるべくしていくこともおすすめです。

スポーツでもゲームでも読書でも何でも構いません。

これらは自分の心を豊かにしていくものです。楽しい気分が心にインプットされることでしょう。

これ以外にもご自身で考えた気分を良くする方法を色々試してみて、気分の良い状態を保ってみてください。

③自分自身を大切に扱うこと

普通に生きていると特に自分のことを置き去りに生きてしまうことがあるようです。

例えば節約しなければいけないから、食べたいものを我慢するとか、欲しいものを我慢したりしますよね。

ぜいたくは敵だというような言葉が正しいと思って生きていたりしないでしょうか?

確かに過度にお金を使ってしまうと、経済的に苦しくなってしまうことはあり得ます。

無駄遣いを大いにしろという意味で今この話をしているわけではありません。

自分に豊かさを持つことを許してはどうかということなのです。

それは自分自身を大切に扱うことを意味します。

大金をはたいて何かするというわけではなく、ある程度のお金を使いながら自分の好きなことをやってみませんか?

気を詰めて何もできないでいると正直心がマイナスの方向に向いて行ってしまいます。

たまの休みにどこかのスパに行ってみるとか、おいしそうなデザートを食べてみるとか自分のしたいことをやってみましょう。

その体験こそが、自分の意識下に豊かさを記憶し、よりよい人生を生きる選択肢を増やしていくのです。

④気を張らずに力を抜いて生きていくこと

潜在意識の取り扱い方で、強く願ったらいいのではないかと思われる方もいるかもしれません。

頑張れば頑張った分だけ実りがあると思う方もいるかと思います。

しかし、私はその方法をお勧めしていません。

理由は、意志の力は有限であるからです。

意志の力を使って強く願い続けるというのはずっと気を張って生きていくことにほかなりません。

これはどこかで意志力が尽きて、燃え尽きてしまう可能性があります。

そのような願い方をするよりも、軽やかに願うほうが持続でき、かなう確率も高くなってきます。

「良い結果が出ますように」と祈って、楽しめる感じで結果を待つような姿勢が、願いが叶いやすくなります。

あまり気を張らずに、軽やかに願う気持ちを持っていきましょう。

以上、参考になりましたら幸いです。

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