受け止める受け入れるどちらが良いのか意味の違いと状況判断を解説

「気持ちを受け止める」と「気持ちを受け入れる」には意味の違いがあります。

本記事では両者の違いを解説しています。

さらにどういう状況の時に「受け止める」のが良いのか、「受け入れる」のが良いのかのヒントも解説しています。

人間関係をより豊かに過ごす考え方を知りたい方は必見です。

1.受け止める・受け入れるの違い

①受け止めるの意味するところ

受け止めるとは、相手の意見や価値観をちゃんと理解することです。

例えば、次のような会話をするときは、受け止めていると言えます。

相手「私は高倉健さんが好きだな」
わたし「あなたは高倉健さん好きなんだね。わたしはこの蒼井翔太さんが好きなの。」

このように、相手は高倉健さんが好きということを理解をしているけれども、わたしが好きなのは蒼井翔太さんであることを言っています。

相手の価値観(高倉健さんが好き)を理解したうえで、自分の価値観として高倉健さんが好きになるということはおそらくないでしょう。

でも相手の高倉健さんが好きという気持ちをそのまま認めて理解しています。

相手のことは相手のこととしてそのまま理解する姿勢が受け止めるということです。

②受け入れるの意味するところ

一方で、受け入れるとは相手の意見・主張をそのまま自分に取り入れることです。

例えば、友達と映画を見る場面を想像してください。

わたし「ホラー映画好きだから今日はホラーが見たいな」
相手「ごめん。ホラー苦手なんだ。コメディ映画にしない?」
わたし「いいよ」

この場合は、相手の主張(ホラーを見たくない)をそのまま自分の行動(ホラー映画を見ない)として取り入れています。

本当はホラーが見たいのに、相手がホラーを見たくないという主張を尊重して、ホラーを見ない選択をしています。

自分の気持ちを置いておいて、相手の気持ちに沿うように行動することが受け入れるということなのです。

③受け止めても受け入れてもどちらも相手に愛を伝える態度である

受け止めたとしても受け入れたとしてもどちらも相手に愛を伝える態度と言えます。

それは相手の価値観を大切にしていますという態度になるからです。

受け入れるのは相手の意見や価値観をそのまま取り入れるため、最大限相手を大切にしているといえます。

例えば、会社で偉い人に自分の提案を受け入れてもらったとしたらとてもうれしいはずです。

自分は会社で大切にされているんだという実感が湧きます。

ますます仕事を頑張ろうと奮起するかもしれません。

受け入れてもらうことは誰でもうれしい事なのです。

一方で受け止める場合、意見を理解してくれたことにうれしさや安堵を感じます。

例えば、恋愛で片思いの時はとても苦しいですよね。

そんな時に友達に恋愛でこんなに気持ちが苦しいんだと話したとします。

友達がそのとき「今、とても苦しいんだね。」と受け止めてくれたら有難いですよね。

苦しさを分かってくれるということで苦しみを分かち合えた気がしますし少し安心できます。

このように、受け止めてもらうことは誰でもありがたい事なのです。

どちらを取ったとしても、人を愛することには変わりがありません。

2.受け止めた方が良いのか受け入れた方が良いのか

①自分はどういう価値感なのかをハッキリさせる

自分の価値観や好き嫌いをちゃんと自分で把握しておくことが大切です。

とくに流されやすい傾向にある方は人の意見を受け入れがちになります。

それは自分の好き嫌いについて意識をしていないことや優先順位を低めてしまうからなのです。

そして、受け入れすぎてしまう人は後になってから思い出してイライラしてしまうということもあります。

ひどい場合にはストレスが溜まって相手との関係に疲れ果ててしまい、関係を壊してしまうこともあるのです。

もし、そういうことに心当たりがある場合は、自分の価値観をハッキリさせ、自分を優先してみましょう。

自分を優先することにちゅうちょがある人ほど心掛けてください。

何故なら、自分優先をちゅうちょするくらいに受け入れる度合いが大きいからです。

「あなたはそういう意見なんだね。自分はこうしたいと思ってるよ。」

こんな風に人の意見を受け止めて、自分の意見を言うという練習はとても有効なのです。

②相手や自分にとって不都合がないなら受け入れることは良い

相手や自分にとって不都合が少ないなら受け入れる態度をとることは良いことです。

受け入れる態度の何が良いのかといえば、相手を丸ごと肯定できるという点です。

丸ごと肯定してもらえた相手は何よりうれしいですし、あなたに親近感を感じるでしょう。

仲良くなるには一番手っ取り早い反応であるかもしれません。

ただ、相手や自分にとってよくない受け入れもあります。

例えば相手のわがままであるような場合です。

あれも欲しいこれも欲しいという子供のわがままに際限なく付き合うのは正直相手にとって良くないですよね。

また、受け入れることが常態化してしまうと、受け入れることが当たり前になってしまうのです。

受け入れるに際しても、子供だったら教育上の配慮をするのを考えたいです。

また、大人であっても受け入れられるのが当たり前のような態度でいる人に対しては、受け止めるにとどめるのが良いと思います。

③犠牲をせず自分を大切にしたいか相手を大切にしたいかどちらが好きかで受け入れるか受け止めるかを判断する

犠牲をせず自分を大切にしたいか相手を大切にしたいかどちらが好きかということで受け止めるか受け入れるか判断するのが大事です。

その時々の状況に応じて自分の好きなほうを選択してください。

自分の都合を優先させたいと感じたときは受け止めるのが良いと思います。

相手の喜ぶ顔が見たいなと思ったときは受け入れるのが良いです。

一つだけ注意すべきなのは、自己犠牲にならないようにすることです。

犠牲を行えば、自分の不都合さやしんどさがふえてしまいます。

犠牲ではなく、相手のためにやってあげたいなと思うのであれば受け入れるのが良いと思います。

犠牲にならないように注意しつつ、受け入れか受け止めかの判断をしてみてくださいね。

3.まとめ

・受け止めるというのは相手の意見や価値観をちゃんと理解することである

・受け入れるというのは相手の意見・主張をそのまま自分に取り入れることである

・受け入れても受け止めても相手を愛する態度には変わりがない

・受け入れるか受け止めるか判断するには自分の価値観をしっかりと認識しておくのが大切

・相手や自分にとって不都合にならないのなら受け入れるのが良い

・犠牲をせず自分を大切にしたいか相手を大切にしたいかどちらが好きかで受け止めるか受け入れるかを判断する

以上、参考になさってくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です