ありのままの自分を受け入れて生きやすくする方法を紹介します

皆さんは、自分自身のことをどう思っていますか?

良いイメージを持っていますか?

悪いイメージを持っていますか?

長く付き合っている自分に悪いイメージを持ってしまっているとするとちょっと辛いですよね。

もうちょっと自分のことを良く思いたいなと感じている方向けに記事を書いてみたいと思います。

1.どうしても自分を悪くしか思えない場合

①自分を悪く思うこともありなのです

自分を悪く思うことは実はダメなことではないのです。

むしろ無理によく思おうとすることで悩みが深くなっていってしまうのです。

それは、火事で大変なことになっているところに燃料をかえって投下してしまうようなものなのです。

無理に自分を良く思う必要はないのです。

悪く思える自分でもいいんだなとまずは自分のありのままを受け入れてみてください。

そうすると、「良く思わなきゃいけない」といった想いが少なくなり、焦りも減るのです。

別に減らなくてもいいのです。

昔のお釈迦様も、自分のありとあらゆることを許したといいます。

自分のあり方、いいことも悪いことも何もかもにOKを出したのです。

何でもかんでもOKにしてしまうと、自分がどんどん悪いほうに行ってしまうんじゃと思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに法律を破って犯罪を犯すことをよしとするのはまずいです。

ただ、心の中で悪いことを考えただけでは、犯罪は起きていません。

悪いことを考えない人はいないのです。

悪いことを思うことも、「まぁ人間だしいいか」と思えるようにしておくほうが、実際に悪いことはしないのです。

自分を追い込みすぎてしまうと余裕がなくなってしまいます。

ありとあらゆることをOKにするというのは、自分の余裕を取り戻すための手段なのです。

「まっ、いいか」という適当さを持てるようにして、無理に自分を修正しないことが大切なのです。

②完璧さを求めていかないこと

完璧に自分のことを認めなければならないとか、完璧でなくてはならないということは自分の首を絞めてしまいます。

どんな人でも、その時の調子や状況などによって100%のコンディションのままでいられることはないのです。

100%になることも難しいですが、コンディションを高い状態に保っておくことも難しいです。

状況によっては調子が悪い時がずっと続くということだってあり得ます。

悪い物はすべて治さなければいけないということでもないのです。

調子の悪い自分を必要以上にたたいてしまうと、かえってもっと調子が悪くなることが多いです。

今ある状況を許すという態度が何よりも重要です。

どこかで変わらなきゃいけないということをずっと思っていることが続いているならば、逆に変わらなくていいと思うことをお勧めします。

そうでなければ、自分が変化におしつぶされてしまうのです。

「どんな時でも自分は自分の味方である。ありのままでいいんだ。」という想いをもって行けるといいと思います。

もちろんそう思えなくてもそれはそれでいいです。少しずつトライしてみてください。

③かりに欠点に見えることも実は才能である

人から指摘されて「直したほうがいいよ」と言われてしまうと、「直さなきゃいけない」と思うことがあります。

例えば、うまくしゃべれないとか、人に合わせることができないとかいうことがあるかもしれません。

しかし、それを無理に直す必要はないのです。

あなたが漫才師を目指していて頑張っているのなら、うまくしゃべるということは必要になるかもしれません。

しかし、多くの人は漫才師を目指すということはないですよね?

せいぜいしゃべる能力が必要になるのは、会社の飲み会で雰囲気を壊さないようにするくらいのことでしょう。

わざわざそのためにしゃべる能力を無理に上げる必要はないのです。

むしろ、うまくしゃべれなくて、人のしゃべっているのを聞くほうが得意だという場合、聞く方の能力を育てたほうがいいでしょう。

聞いてほしい人からすると、話を聞かされるほうが迷惑になることもあります。

そうすると、しゃべれない=話さないという特徴は、魅力になっていくわけです。

人にはそれぞれ特徴があり、場面や評価する人によって特徴は短所になったり長所になったりするのです。

すなわち、悪く思える特徴は見方を変えると自分の魅力になり、特徴であるということなのです。

自分の特徴を嫌って変に直していくよりも、自分の才能だと思って伸ばしていくほうが実は生きやすくなるのです。

話を聞くということを一つとっても、話の聞き方はいろいろありますし、どうやったら相手は話しやすくなるか勉強するのも大事です。

自分の特性を変えようとしないで、あるがままの自分をどのように生かしていくのかということが大切なのです。

2.ありのままの自分でもよいと思えるためのコツ

①自分で自分を責めていることを認識する

「~であらねばならない」とか「~であるべきだ」という想いが強い人に気づいていただきたいことがあります。

それは、自分に鞭を打っている度合いが強い傾向にあるということです。

言い換えるなら、「今の自分じゃだめだ」という想いが強いということです。

今の自分がだめだから自分を変えなければならないというモチベーションは確かに強いです。

しかしながら、この思いのまま自分を変えたとしても、自分に満足することができないのです。

それは、「今の自分はダメだ」という想いに立脚しているからです。

仮に目標としていたことを達成していたとしても、思いのほかうれしくないことが多いかもしれません。

そして、また「自分を変えなければだめだ」という気持ちが生まれ、別の変化を求めるようになるのです。

この行動は、絶えず変化を続けているという聞こえはいいのですが、正直しんどい生き方になってしまいます。

変化には一定以上のパワーが必要で、常にパワーを使っている状態になってしまうからです。

そんなに自分を責めなくても、否定しなくても、成長することはできます。

どこかで、自分を責めているんだということを再認識し、やめていけないか模索することが生きやすくなるためには大切なことです。

②こんな自分も自分らしいなという想いを癖にすること

自分のことを急に認めろと言っても大変なことはわかります。

今までずっとダメ出ししてきたとするならば、無意識にダメ出しをしてしまうようになっているからです。

急にダメ出しをやめることは容易ではありません。

ただ、少しずつ自分を認めていくようにすることならできます。

それは、自分にダメ出ししているなと気づいたら、「~という自分はダメだと思ったけど、こういうのも自分らしいな。」と思うことです。

ダメだしするのは自分らしいでしょう。そこをまず認めましょう。

ダメだしする自分も自分らしいのです。それは大いに褒めていいことなのです。

「ダメ出ししちゃだめだ」ではダメ出しの上にさらにダメ出しを重ねてしまいます。

なので、「自分らしいな」と肯定で締めることが大切なのです。

この思いが、自分を認める第一歩になります。

3.まとめ

・自分を悪く思ってしまったとしても、それはそれで問題ないことである

・完璧さを求めないようにすることは生きやすくなるうえで大事である

・欠点だと思っていることは実は才能である

・自分で責めていることを認識するのは大切である

・責めてしまう自分も自分らしいなと自分を肯定すると良い

以上、参考になさってくださいね。

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