生きるのが辛いと感じる時に試したい対処方法と辛さを少なくするコツ
生きるのが辛いという気持ちは大事にしましょう。
辛いと感じるのは、あなたの身に不都合が起こっているサインです。
本記事では辛い気持ちへの対処方法とともに、辛さを少なくしていくために必要な考え方を解説しています。
まずは、辛さを認めていくことが大切です。
Contents
1.生きるのが辛い気持ちをどう扱っていったらいいか
①辛いことを辛いと感じて認めていくようにしましょう
辛いことはつらいと感じて認めるようにしていきましょう。
「辛いことはよくないこと」「辛いことはダメ」と思ったりしていませんか。
「辛いことはダメだ」ともし思っていたとするなら、それはさらに辛いことなのです。
何故なら、辛いという気持ちをずっと持ち続けなくてはならなくなってしまうからです。
感情は「感じてはいけない」と禁止すると解消はされず、感じてはいけないと思った感情を増大させることになります。
「辛い」と思っているのに「辛くない」と思うと、心の中ではずっと「辛い」という想いが解消されないということなのです。
感情を早く解消したいと思うなら、十二分に解消したいと思う感情を感じる必要があります。
感情は感じれば感じるほどに、解消されていくものだからです。
だからこそ、「辛い」と感じたときは、「辛いんだね」と自分をいたわるようにしましょう。
②自分が満足いくまで十分に休息をとりましょう
辛いと感じることがあるときは、十分な休息をとることも大事です。
何故なら、「辛い」と感じる状況というのは、どこかで無理をしているからです。
「辛い」という気持ちがあるときは、「無理をしているんだな」と自覚をしてください。
それは体力的なものであるかもしれないし、精神的なものであるかもしれません。
どちらにせよ、無理しているのですから、休む必要があるのです。
お風呂に入ったり、寝たりして休息をとりましょう。
休息をとることによって、体力を回復し、気持ちに余裕を取り戻せます。
③泣ける余裕があるならば十分に泣きましょう
泣くことができそうであれば、泣くことも大切です。
プライドが許さない方もいるかもしれませんが、一人でいる時に泣けばいいのです。
泣くことは、感情を流していくのに有効な方法です。
辛い気持ちも、悲しい気持ちも、寂しい気持ちも泣いて発散させるとスッキリします。
むしろ、泣けないと効果的に感情を解消するのが難しいとも言えます。
泣くためには部屋にこもって曲を聴くことが有効です。
自分の気持ちを代弁するような曲がある場合は、ぜひ聞いてみてください。
また、お風呂に浸かってみることも有効です。
お風呂は身体を温める安心できる場だからです。
安心してゆったりとしているときに、感情は動きやすくなります。
2.生きるのが辛い気持ちを少なく生きるためのコツ
①生き辛さのもとになっているものからなるべく離れること
生き辛さのもとになっているものからなるべく離れて生きていく選択をしたいです。
一気に離れられるならば、そうした方が良いようには思います。
ただ、生活に必要不可欠なものだったりする場合は、なかなか離れにくいでしょう。
そういう場合は、離れられるように代替のものを見つける必要があります。
例えば、職場がきつくてつらいならば、なるべく転職が決まってから辞める方が良いです。
ただ、注意してほしいのは、「もう我慢の限界」という状態であるならば、自分の気持ちを優先してください。
それは、メンタルが壊れてしまってからでは、取り返しがつかないからです。
最悪、生活保護を受けることも可能です。
保護を受けてから職をじっくり探すことの方がよりよく生きられると私は思います。
なるべく、生活保護ならないように努力をしながら、どうしてもだめな場合は頼りましょう。
②助けを呼び続けるようにすること
なるべく助けを呼び続けるように心がけてください。
一人でできることには自ずと限界があります。
朝から夜遅くまで働いて、あまり利益にならないことをやっているのであればきつくなるのは当然なのです。
ひどいハラスメントをどこかで受けていてボロボロだったら辛くなるのは当たり前なのです。
自分だけで何か行動を起こそうとするにも、自分自身の余裕がなければできません。
もう辛くてしんどい場合は、自分だけでは今の状況は抜け出せない事も多いです
あなたに必要なものは誰かからの助けなのです。
周りの人、行政、NPOなど助けを求められるところは調べれば数多くあると思います。
助けてもらうことを悪く思わないでください。
むしろ、あなたが助かることで喜ぶ人たちは一定以上います。
辛さから解放されるまで助けを呼び続けてみてください。
助けを呼ぶことはもしかすると怖いことかもしれません。
少しの勇気を出して適切なところに助けを呼び続けてみてください。
その勇気を出して助けを呼び続けることこそ、辛さを解決するカギになると思います。
③辛い事を思い起こさせる恨みを手放していくこと
何かのきっかけで辛いことを思い起こさせるものを手放していきましょう。
つらい想いを持ち続けている場合、きっかけとなったものや人、出来事をどうしても恨んでしまうと思います。
少し余裕ができたときに、恨みを少しずつ手放していくことをお勧めします。
何故なら、恨めば恨むほどにあなた自身が辛い気持ちを思い起こしてしまうからです。
恨みは辛さのエネルギーとなっています。
恨んでも気が晴れるということはありません。
最初は手放す気にもなれないかもしれません。
でも、辛さを感じたくない場合には、恨んでいることを手放すのが効果的なのです。
3.まとめ
・辛い気持ちをしっかり辛いと認めることが大事
・十分な休息をとって自分に余裕を作るようにする
・泣くことができると辛い気持ちを解消していくことができる
・生き辛さのもとになっていることから離れることが大事
・人に助けを求めるということはとても大事
・余裕があるときに心に抱えている恨みを手放していくことが大事
以上、参考になさってくださいね。